数式エディタ
<数式エディタとは>
数式エディタを用いて数式を書く方法は2種類あります。
・コンテキストを用いて作成する方法
・テキスト形式で作成する方法
<テキスト編>
ここでは、テキスト形式で作成する方法について説明します。数式エディタを起動させると、下の部分にコマンドボックスが起動します。そこに直接
コマンドを入力することによって数式を作成できます。
まず、数式エディタで使用できるギリシャ文字や、数学記号、特殊記号を参考として一覧におきます。
| 参考ギリシャ大文字 | 数学記号 |
| ΑΒΓΔΕΖΗΘΙΚΛΜΝΞΟΠΡΣΤΥΦΧΨΩ | ≒≡∫島煤縺ロ∠凵諱ソ∪ |
| 参考ギリシャ小文字 | 特殊記号 |
| αβγδεζηθικλμνξοπρστυφχψω | +−±×÷=≠<>≦≧∞∴→←↑↓ |
テキスト例として以下の図のようなものを作成しました。

以上の図のように直接コマンドをコマンド入力することにより用意に数式を入力することができます。
そこで、大事になるのは{ }の使い方です。次の例を見てください。
x over y と入力すると y分のx と出力されます。
1 over (x+y) と入力すると (x+y)分の1 と出力されます。
1 over {x+y} と入力すると x+y分の1 と出力されます。
以上のように、( )はふつうに( )と出力されるのに対し、{ }はそのまま出力されません。ここでの{ }はテキストをそのまま使いたい
ときに使います。
※{ }を式の中に使うときは"{"と入力することにより{ と出力されます。
・テキスト形式の便利な使い方
コマンドを覚えるまで数式をテキストで入力するのに時間がかかるので、一度使った数式などはメモ帳などに書き込んで保存をしておくと
コマンドをコピーして使えるので便利です。
・リファレンス表について
メニュー表のヘルプを開きOpenOffice.Mathの中からリファレンス表と検索すると数式コマンドの一覧が表記してある。リファレント表を開くことが
できます。
単項演算子と二項演算子
集合演算子
関数
演算子
属性
その他
かっこ
書式
<コンテキスト編>
ここではコンテキストを用いて数式を作成する方法について説明します。コンテキストを使うと基本的な数式などのコマンドを
クリックするだけで呼び出すことができます。コンテキストは、コマンドボックスを呼び出した後に、マウスの右
クリックで呼び出すことができます。
例として2分の1を作成したいと思います。
まずコンテキストの”単項・二項演算子”の中から、”a ove b (j)”を選択します。

すると下の図のように”<?> over <?>”とコマンドボックスに表示されます。

あとはこのうち<?>を1と2に書き換えることで作成されます。
コンテキストを用いることによりテキストを直接入力するよりも簡単に数式を書くことができます。
(しかし、数式のコマンドを覚えていると直接入力した方が早いように思えます。)
<文章の途中で変換する方法>
OpenOfficeで数式エディタを使う場合、文章を書いているとちゅうでも数式を入力することができます。この機能はMSのをWordではない機能で
OpenOfficeでの便利な機能の一つだといえます。方法としてワープロ(Writer)で文章を書いている途中に数式を入れたいときに、数式を入れたい
場所に直接コマンドを入力して変換する方法です。この方法を使うことは数式エディタを起動させる時間が省略できるのでとても役に立ちます。
実際の例として次に示します。
例としてここでは次のような文章を打ちたいと思います。

まず、文章の途中に入れたい数式のコマンドを入力します。

次に今入力したコマンドの範囲をしていして先ほど述べたように数式エディタを起動します。

以上の方法で数式エディタのコマンドボックスを起動することなく数式を入力することができます。

この方法は、コマンドを覚えてしまっているととても早く数式を入力することができます。
<ショートカットの作成>
以上の方法はいずれも数式を作成するたびにメニューを開かなくてはいけませんでした。しかし、ショートカットキーを設定しておけばメニュー
を呼び出す必要がなくなります。
メニュー→ツール→カスタマイズ→キーボードで設定画面を出します。

まず、右上をWriterにします。そして、ショートカットキーを自分の設定したいものに合わせて
機能の範囲からInsertを選び、機能の数式を選び、キーのところに自分が設定したいキーである
ことを確認したらOKを押します。後は、任意の位置にカーソルを移動させ、自分の設定したキー
を押すと数式エディタを起動することができます。
<数式エディタを使って作成した数式例>
・数式例1

数式を入力する際にコマンドボックスに空白を入れたとしても、空白は出力されません。また
まとまった式を使いたいときは{で式をまとめます。
・数式例2

overなどを使用する場合にはoverをはさんで空白を入れておきます。

ギリシャ文字はキーボードから直接入力できないので、上の図のように、直接ギリシャ文字を入力する代わりに、代用文字を使うことで表示させることができます。
このときいれたいギリシャ文字が大文字(例えばΠ)なら代用文字(ΠならPHI)を、前に%をつけて入力します。
もし小文字(例えばπ)ならその読み方(ここではパイ)をカタカナで入力し、その前に%をつけて入力します。

文字の間にスペースを入れたい場合は ` を使います。ここでの ` は小スペースなので、もうちょっと大きなスペースを空けたいときには、
~ を使います。